人間て面白いもんで、自分の中に思い込みの世界をつくってどうにもならなくなってしまう。
『もう歳だから』（まだ６０代なのに）、『心臓に不安があるから』（マスコミの影響か、心臓＝勃起ダメみたいな思い込み）、『不摂生をしてきたから』（今の時代、規則正しい人のほうが少ないのに）、『精神的なものだから』（誰でも不安やストレスは必ずあるのに）、『人が効くという薬が自分には効かない』（それは自分にあってないだけなのに）。
この他にも色んな理由を作って思い込んで、何も見えなくなってしまうんやな。
でも、こと勃起、早漏、遅漏に関しては『どうにもならない』と思ってることは『どうにでもなる』ことなんや！
体、心の不安な点も踏まえて対応し、きちんと対処すればね。

自己判断で悩んだり、絶望したりするのは止めて、気軽に相談してくれれば嬉しいね。
もちろん、たいそうに考えたり、恥ずかしがったりする必要もない。
心臓、高血圧、糖尿病など不安のある人も。
年齢も気にせんと。
特に若い人は将来の為にも一人で悩んだアカン。
力強いセックスは人生最大の楽しみやから！

『ED百景』（二松まゆみ・夫婦仲相談所所長）
女性が書いてる記事なんやけど、ストレートで分かりやすい。
その記事を少し抜粋してみると
↓
"夫婦仲"に関する相談が数多く寄せられますが、それらを読むとつくづく感じるんです。
「オレは勃つ」と思っている、いえ、信じている男性が、いかに多いか･･･。
その"妄想"の陰で悩んでいる女性がいかに多いか･･･。
たまに勃つ。これは言い換えると「毎回勃たない」だからED、「中折れ」「途中フニャチン」「射精だけできない」もED、そして「かあちゃんとだと勃たないんだよ。（その逆も）」もED。
「夫がセックスしてくれない」という主婦の悩みをよくよく聞いてみると、夫は「しない」のではなく「できない」。
EDは治るから、旦那さんに正直に言いなさい、とアドバイスするのですが「夫が"オレをED扱いするのか！"と怒ってしまい･･･」という返事が来る。
男性の皆さんEDを認めたくないのも分かりますが、そのまま放っておくと痛い目にあいますよ。
現に私のもとには「セックスレスなので浮気･離婚がしたい」という相談メールもよくきますから。
↑
という具合の記事。

ん?、自分がいつも言っているのと同じ事を、女性側からの目線で書いてあることが、なんか新鮮やったし
中身に関してはまさにその通りやろう。
「一応勃起はするんですけど･･･」「毎回勃たない訳じゃないから、精神的なことかも･･･」「ある程度、勃起して何とか挿入はできますから･･･」こういう相談は本当に多い。
でも相手からしたら、そんなことはどうでもいいことで、充実したSEXが出来ないことには変わりない。
このことをきちんと自覚し、対処しないとね。
SEXは相手があってこそ。
女性目線で考えてみて。
相手に逃げられる前に相談下さいよ！

「退職してから急に衰えた。リタイアして男もリタイア気味」というような相談も結構多い。
仕事は生きる力であり、それが退職を機に一気に減っていく。
仕事の厳しさから解放された安堵感や、少し寂しい気持ちが、一気に吹き出て男の力を奪っていく事になるんやね。
でもここで諦めたらアカン。平均寿命も延び、いつまでも健康で若々しくいる為にも精力は不可欠や。
老け込むか老け込まないかは自分次第。
『歳は自分で決めるもの』いつまでも元気で女性を口説くぐらいでないとね！！
それに若い子はある程度、顔や背格好で勝負できるけど、年いったら違う。やっぱり内面から湧き出る自信と余裕、今まで生きてきた人生経験がモノをいう。

実際、飲みに行っても若い子にモテてる熟年の方は例外なくイキイキとされて、艶っぽい魅力があるもんな。
これは下半身に力と自信がある証拠や。
時間に余裕が出来た人は、歳を感じさせないパワーを身に付けて今まで出来なかった事を楽しまんと！

「オナニーを10日我慢しても射精できませんでした...」「オナニーのやり方を変えても無理でした...」「何日禁欲すれば射精できるようになりますか？」「ウツの薬を止めたんですが、射精できません」これは遅漏（膣内で射精できない）の人に多い相談内容。
ハッキリ言うとくけど、こんな対処で治るほど、簡単な問題じゃないんやで。
体の仕組みを知り、根本的に的確な対処をしなければ、遅漏は回復しない。
自己判断で間違った方向に進んでは危険。

大切な自分の体の問題。
手軽に気軽に安易に考えたらダメ。
まずは自分が自分の体に真剣に向き合うこと。
真剣に向き合えば、回復できるから、まずは相談下さいよ！

『以前よりイクのが早くなり、射精が我慢できない』これについての解説。
ペニスには射精をロックする射精管閉鎖筋という筋肉がある。
この筋肉の強さは勃起力の強さと比例する。
勃起力が衰えてくると、この筋肉の働きも弱まり、全く我慢が出来ず、トローっと勢い弱く出てしまう。
以前より早くなったり、快感と勢いが鈍くなったりするのは、射精管閉鎖筋の衰え、すなわち勃起力の衰えなんやね。
男の基本は100％の勃起とその持続。
100％の勃起＝（亀頭がパンパンに膨らみサオに血管が浮き出る）。
100％の勃起が直接的な刺激を与えず３～４分持続。

勉強でも仕事でも、基本がなってないのに、応用なんて出来るはずない。
男の体も同じことやよ。
何事も基本が大事！

『騎乗位は出来ても、正常位になると...』
正常位になると勃起が持続しない、射精できないという悩み。
これについての解説。
これは海綿体から血が逆流している証拠。
これを放っておくと、しまいには勃起すらしなくなる。
騎乗位は相手の体重によって、ペニスに圧力が掛かるから、血の逆流を防ぎ、何とか勃起を持続し、射精まで出来る。
オナニーでも足をピーンと伸ばし、太ももの内側に力を入れないと硬さが出ない、持続しない、射精しにくい。
これも同じ理屈。

思いっきり危険信号。
黄色で渡ると事故にあう。
しっかり青信号にしときましょ。

『挿入しても快感が鈍くなった』これについての解説。
快感が鈍くなったら要注意。
その時はピストン運動を一旦止めて、膣から抜いて、自分のペニスを見て下さい。
必ずと言っていいほど、亀頭が膨らんでないし、サオの硬さも足りてない。
これは勃起が弱っている証拠、危険信号を見逃さずに！

『挿入前に萎える』これについての解説。
前戯中にある程度の硬さしかないのであれば、もちろん勃起力不足。
前戯中は痛いくらいビンビンに勃起してるのに、"挿入前に萎える"っていうのは判断が難しい。
女性に入れ込みすぎ、気負いすぎ、絶対失敗できないプレシャーなど当然ある。
でも、こういう言い分を使っていいのは、ペニスの組織が正常である人。
もう既にペニスを痛めている人は、こういう言い分はただの言い訳になってくる。

言い訳しても始まらない。
挿入前に萎えることが３回続けばアウトやで。
４回目の言い訳したくなければ、すぐに相談を！

厳しい残暑もどこへやら。
すっかり秋になりましたね。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、
それぞれの秋を楽しんで下さいよ。
さて、今日はある方から（36歳）のメールを紹介します。
↓
勃つには勃つ、オナニーは出来る。だからEDでないと思う。
という具合で、ここ２年くらい妻とＳＥＸレス状態でしたが、自分の楽観主義と問題先送り体質の性格もあって、SEXについて真剣に考える事を避けてました。
でも結婚３年になり、子供を欲しがる妻の不満が爆発して...。
それからはネットで手頃な精力剤を選んでは試したのですが、SEXになると、どうしても上手くいきません。
オナニーで勃起できているのにナゼ？
↑
まぁよくある典型的なパターンやね。
女性の前で勃起しない、持続しない。
SEXの時に射精のコントロールが出来ない。
膣の中では射精出来ない。
これは決定的なこと。
『勃つには勃つ』と思っていても、いざと言うときに限って役に立たない。
これではどうしようもない。
『オナニーは出来る』女性からしたら、こんなことは"どうでもいいこと"、充実したSEXが出来ないことには変わりない。
肝心な時に勃たなくてどうするの...？これが女性の本音。
また自己判断で精力剤を使って失敗するのは当り前。
万能な精力剤なんてありえない。
下半身の問題はほんとにデリケート。
自己判断で薬の使用など、お腹が痛いからと言って、腸が悪いのに胃薬を飲むようなもの。（効くはず無い）
しかも精力剤をとっかえひっかえ使うことなど、自分の体で人体実験するようなもの。（危険極まりない）
だからまずは一言、相談して欲しい。
ちゃんとした対応、対処をすれば男♂回復できる。
回復とは、一言で言うと "充実したSEXが出来る体""充実したSEX"。
要するに自分も相手も楽しく気持ちの良いSEX。

自己満足（オナニー、風俗）で納得したらダメやで！
自己判断の危険なドーピングはダメやで！
ある意味SEXは万人が楽しめるスポーツや。
幾つになっても楽しまないと損でっせ！
SEXのトップアスリートになりましょう。
今年の秋はSEXの秋に！！

悩んでる人は皆、自分の症状は特別やと思ってる。
「こんな状態の人は他にはいないと思います・・・」「僕の状態は特別だから、もう諦めるしかないのですか・・・」「挿入前に射精してしまうくらい、酷すぎる早漏で・・・」などなど。
悩めば悩むほど、他の誰より、自分が一番悪いのかと、不安に思う気持ちは痛いほど分かる。
でも私から見ればどれも大した事ないねんな。
だって男性機能的には何の問題もないんやから。
「自分ではどうにもならん」と思っても、「相談くれればどうにでもなる」だから絶対に自分だけは特別と思わず、諦めないこと！
何でも諦めたらそこで終わるし、絶対前に進まない。
そして何より悩み続けない事。

健全な肉体に健全な精神が宿るのと同じで、健全な精神に健全な肉体が宿るんや！
悩み続けて健全な精神を自分で壊してたらアカンよ。

いつも気がかりに思うというか、気になるというか、どうして？と思うことは放っておく人が多いということ。
勃起や早漏に悩む、悩む割には長い間、対処せず放っておく。
寝冷え程度の風邪や、擦り傷程度の怪我なら放っておいても治ってくるやろうけど、勃起や早漏はそうはいかへん。
放っておいても絶対によくならんよ。
何故なら必ず無理をするから。弱っているのを知りながら、オナニーをしたり、無理な（失敗覚悟の）SEXをしたり、風俗で遊んだり、これは体に無理をしてるんやで。
みんな病気や怪我で無理をしたら悪化する事は分かってる。
でも下半身のことになると意外と分かってない。
勃起や早漏は特別じゃなく人間の体やねんから同じやで。

悩むという事は悪いという事。
悪いという事は無理したらアカンという事。
だからいつまでも悩みを放っておいたら絶対にダメやで。
放ったらかさずに今すぐ相談！
悩みの解決は一にも早いほうがイイに決まってるからね。